故・池田満寿夫(1934–1997)の版画作品約800点が京都近代美術館に寄贈され、国・公立美術館としてはその質と数において世界最大規模の池田満寿夫コレクションとなりました。
ものすごい数の展示です 大きさはともかく ドローイングや素描などではなく、これがすべて版画であるということ 書きたい感情に任せて版を作ることが出来ても そのあとの刷る作業はひじょうに緻密で、冷静でテクニックのいるものらしい ものすごい作品に対する集中力とエネルギー 版画というのは、どこか静かに進んでいくもののように思うけれど 前半の作品はどれも書きなぐったような線の作品が多くて しかも、ほとんどのモチーフやモデルが女性 後半、色が出てきて マチスのようなデザイン画になってくる なんだかとても良いです いつもは、もう一度見直して 最初の印象との差とか 展示の後半との差や感じ方の変わり方などを見たり 単純に気に入った作品をもう一度見たり (すごくおいしい料理を残せないのに似ていると思う) 時間が足りなくて、それが出来ず残念でした この作品展には、見る側にも集中力が必要な感じです あー、見にいって良かった という池田満寿夫の版画展でした
by hop-snap
| 2007-12-08 03:08
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