浜口陽三・南桂子展 ~色彩銅版画の魅惑~

パラミタミュージアム(三重県菰野)
浜口陽三・南桂子展 ~色彩銅版画の魅惑~

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ずっと気になっていたので、待ちきれず三重まで遠征しました
何が気になっていたのか、良くわからないのですけれど
和歌山県立近代美術館のフライヤーの、その前にも見たポスターの
色なのか、カタチなのか
とにかく見たいと思っていました

照明が暗めで、暗い色の版画なので見にくいのですが、
作品の保存のためらしく、これは仕方ありませんね

銅版画に対して、機械的な、ややもすると硬く硬質な冷たい感覚を持っていました
浜口陽三作品は、銅版画というよりも、木版画に近い柔らかさと温かみを持っています

それが、メゾティントという技法だからなのか、
浜口陽三の作風なのかも、よくわかりません

気の遠くなるような切りこみの末に
あの温かみのある暗さが現れるとしたら、
それは素晴らしいことのように思えます

出かけた甲斐はありました




別の展示室では、小嶋三郎一の絵画が常設としておかれていました

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企画展の浜口作品を意識して意図したものか、サクランボの作品がとても良く
はっきりとした色調で好感を持ちました

もう一つの常設展示
池田満寿夫「般若心経シリーズ」全作品
般若心経シリーズ・心経陶片

すさまじいエネルギーです
荒削りな感じはこの陶作品にふさわしい
ひとつひとつではなく、全体としてみたときの調和がとても良い

京都の近美で版画展を見たときにも思いましたが
このひとのエネルギーは、まっすぐで気持ちいいです

それが、般若心経と重なったと言うことでしょうか

あまり大きな美術館ではありませんが、お気に入りの美術館の一つとして覚えておきたい所です
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by hop-snap | 2010-03-09 17:24 | アートを見る
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